最近のお墓事情。墓じまいが増えているワケ。自分のお墓どうしよう・・・
昔の概念は捨てろ、とは❔
最近、親を亡くして、お墓を探しています。
何件かの霊園を訪ねたのですが・・・
勧められるのは永代供養ばかり。
昔のように墓石をたてるのはよくない事なのでしょうか💦
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霊園は石屋が運営❔
霊園のチラシなどを見るとわかるのですが、霊園は「石屋」さんが運営している事が多いんです。
そうではなくても、霊園には「石屋」さんが常駐しています。
墓石の営業ですね。でも、そうでもないのです。
霊園に行くと
まず、勧められるのは・・・。
永代供養塔のほうなんですよ。
これはどうしてか❔というと・・・。
この先長い事続く「墓の管理」に霊園の方も手をやいているのかもしれない、という現実が浮かび上がります。
子孫が続くと思われる人。
例えば、子孫がこれからもずーっと続く、と思われる方は、これまで通りに墓石を建て、年会費を払いつづければ良いのです。
ところが、先祖代々のお墓が、「寺」にある方。
「寺」は、お布施があります。
「寺」にお墓がある限りは断ることはできません。
なので、この「お布施」を子供・孫に払わせたくない・・という方がたくさんでてきているようです。
そこでここで「墓じまい」をし、布施のない霊園へ引っ越してくる方がたくさんいるのだとか。
お布施は大変かもしれないけれど、霊園の年会費(7000円~10000円くらい)なら払えないこともないだろう、という事で、新しく霊園に墓石を建てるようです。しかも、○○家とは書かず「ありがとう」だとか、「感謝」だとか・・・嫁に行った娘が入っても良いような墓石を建てるらしいです。
しかし、お墓って入れる人数が決まっていますよね。
ずーっと先祖代々のお骨が眠っているとして、あと何人同じお墓にはいれるのでしょうか❔
入れなくなれば、新たにお墓を買わなければなりませんよね。
先祖代々のお墓がふたつになるって事❔
すると遠い子孫は、ふたつのお墓を守るって事になるのですかね。
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子孫が続かないかもしれない家。
子供は都会に出て行ってしまったり、もしくは、子供ができない、また、女の子しかできなかった・・・など、色々とあるわけです。
すると、お墓に入る人がいなくなる。
お墓の年会費を払う人がいるのかどうか・・・。
そんな心配がでてくるのです。
しかし、お墓に入る人がいなくなっても、霊園は年会費を取り立てなければならない、これは、霊園の方曰く、「借金取りと同じ」ように遠い親族まで取り立てにいくそうです。
すると、孫のまた孫、途絶えてしまっていたなら、その親族、と、最終的には、見た事も聞いた事もないような遠いご先祖の為に、お墓の年会費を払い続けなければならない「遠い子孫」ができてしまうわけです。
またその「遠い子孫」が年会費を払い続けたくない、という事で「墓じまい」をするにあたっては、墓石を壊して、更地に戻して返さなくてはならず、これにかかる費用が100万くらいなのだとか。
「遠い子孫」に迷惑をかけないように・・という事で、
墓石を建てる前によーく考えて下さい。
と、霊園で言われます。
あなたはどうしますか❔
土に帰るということ。
永代供養にも色々とあって、
まさに「お墓マンション」のようなコインロッカーに祀られているもの。これには年会費がかかります。
しかし、大きな碑の下にすぐに埋めて「土に返す」というシステムの所もあります。こちらは年会費などはとられません。
私のだんなは、土に帰るのは嫌だといいます。
しかし、私は、コインロッカーにいつまでもいるくらいなら、早く土に帰りたいと思います。
この辺は、個人の感覚の違いなのでしょうけれど・・・。
我が家も、子供は女の子しかいないので、切実な問題です。
そして、先日亡くなった私の父は、
「樹木葬」にしてくれ、と言っていました。
父は、樹木の下に骨壺を埋めてほしかったのか、それとも麻袋に入れられて、土に帰る、というつもりだったのか、今は聞く事ができませんけれど、どうだったんだろう❔
やっぱり、私のダンナと同じように「骨」は永遠に骨壺に入ったままで眠っていたいのでしょうか❔
永代供養は、50年までは前払いで年会費を払えるところもあります。
しかし、50年後は「合碑」になるそうです。
50年も先でも、骨でいたいのかどうか、私にはよくわかりません。
どうして「土」に帰るのは嫌なのか❔❔
しかし、私のダンナは「嫌」と言っています。
んー💦
亡くなってから50年。もういいじゃん、とおもうのですけれど💦
家族の気持ち
私の母は、昔の人なので、やっぱり墓石が欲しいんです。
霊園で、その「子孫が続かない人」の話を散々されているにも関わらず、父の墓をどうするか❔という話になると、必ず言います。
「ちゃんとしたお墓がいい」と。
そして
「みやこも一緒に入ればいいじゃない?」と。
私のダンナが嫌がる、と言うと、
「ダンナは入らなくてもいいじゃない」と。
「●●家」とは書かないから、みんなで入ろう、と。
・・・。
みやこのきょうだいも遠方に住んでいるので、恐らく同じお墓に入らないと思います。
きょうだいの子供も女の子。
なかなか難しいです。
お墓問題・・・。
あたなならどうしますか❔❔❔
みやこは、娘のためにも、もう「散骨」でいいや・・・とすらおもうのですが💦
だって、無縁仏なんていうけれど、誰かに取り立てがいっているんでしょう❔❔❔
申し訳ないですよねぇ・・・。
初めに行った霊園で、一番最初に言われた言葉
「これまでのお墓の概念はまず捨てて下さい!」
生きるのも大変だけれど、死んだら死んだでとても大変ですねぇ😅
そんな訳で、お墓のお話でした。
では。
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