子宮腺筋症2。いつどんな状況で病気を知りましたか?
「子宮腺筋症」と診断されるまで。本当はもっと早くから病気だったのでは??
みなさんは、どんな経緯で「子宮腺筋症」と診断されましたか?
私が診断された経緯をお話しようかと思います。
初潮が来たのは12歳の時。
はじめからひどい生理痛になやまされました。
それに、今と違ってナプキン事情も悪い 🙁
薬も飲ませてもらえず、やむを得ず毎月学校をお休みしていたほどでした。
母親には
と。
中学生になると、勝手にバファリンを飲むようになりました。
どこに行くにも「バファリン」持参。
頭痛持ちの友達に重宝がられましたね 🙂
19歳になって、不正出血があり産婦人科に行きました。
結果、「特に問題なし」
出血も気づいたころには止まっていました。
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妊娠と出産
そして20歳で出産することになります。
検診の時に、
と言われたのを覚えています。
潰れると言われたので、特に気にすることもなく無事に出産することになります。
母親からは
と言われました。
が、しかし、全く変わることはありませんでした。
むしろ、ひどくなったような・・・。
相変わらず薬を変えたりしながら生理の1日目、2日目は痛み止めを飲みまくりました。
排卵日痛?排卵日出血?
27歳になると、排卵日あたりにもお腹が痛むようになり、出血がある事も。
「排卵日痛」なんて知らなかったので子供を出産した病院に行く事にしました。
今のようにネットも普及していませんでしたしね。
携帯電話も「スマホ」じゃないし、パソコンは職場にしかなかったし(笑)
そしてその時の診断は
頭の中で?マークがいっぱい・・・。
でも、やっぱりね、「なんでもない」と言われればほっとしてしまいますね。
忙しいので忘れてしまいました。
その後は、ちょっとやそっとでは病院に行くことすらしなくなってしまいました。
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とうとう排卵日にも痛み止めを飲むほどに。仕方がないので病院へ行ってみた 😕
その後、40歳までは産婦人科に行く事もなく、相変わらず痛み止めを飲んで、ごくごく普通に生理をやり過ごしていました。
ちなみに、私は24歳からずっとフルタイムで働いています。
ここで一言、「ひどい生理痛」とは言っていますが・・・。
正直、1日目2日目は、地獄でした(-“-)
「生理痛」って同じ女性でも、全く「痛くない」方もいらっしゃいます。
なので理解してもらえない事もありますしね。
男性だと「自分の嫁はそんなに痛がってない」とかね。
さすがに小学生ではないので仕事をお休みすることはなかったのですが。
何をするときでも「はぁー」とか「ふー」とか口から出てしまうし、薬が切れる頃にはしゃがみこんでしまうほどの激痛に襲われたり・・・
なので、薬を飲む間隔がどんどん狭まってきました。
いけない事とはわかっていますが、薬が切れてしまってからでは遅いんです。
なんというか・・・もう恐怖ですね。
家にいれば、さすがに我慢もしたとおもうのですが・・・。こんな職場で醜態をさらしたくないですし。
気分的には違いますからね(笑)
私が小学生の時には、あれはほんとうにひどかった・・・”(-“”-)”
さて、それはさておき、40歳になると、排卵日の痛みも尋常ではなくなってきました。
結局は排卵日にも痛み止めを飲むように。
そして生理の時も、4日目までは痛み止めを飲まなければならないほどひどい事になってきました。
出血の量も増えて、夜用のオムツみたいなナプキンを昼間も使用する事になります。
やっぱりおかしいんじんないか?
と思い、病院に行きました。
我が家では20歳になった娘が「子宮頸がん」の検査にひっかかっており、
ついでに私も検査してもらおうとも思っていました。
その時に行った病院が、のちに私が子宮摘出手術をした病院です。先生も同じ先生でした。
先生は
と言いました。
筋腫も先生がほっておいても大丈夫というし、「子宮頸がん」も何の問題もなかったので、
まだ市販されていない「ロキソニン」を定期的に下さいとお願いしておわりです。
ここで「子宮腺筋症」という言葉はまだ出て来ていません。
私的には、
はたまた、新たにできたのか?
と不思議な気持ちになりましたが、感覚的には
「死ぬような病気じゃないし」
としか思っていませんでした。
もう生理痛は昔からの事。しかもあと数年耐えれば上がるだろう。
だって私はもう40歳なのだから・・・。
実際「手術でとりましょう」と言われても困ったと思います。
閉経まで我慢する。と言ったかもしれませんね。
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結局のところは「健康診断」で。
さて、43歳になり、私には1歳の孫がおりました。
そんな中職場での健康診断があり、
オプションで「腫瘍マーカー」をやろうと言われました。
正直、嫌でした(笑)
理由は「自費だから」(笑) たしか4,000円(^^♪
でも、これ、【●人以上ではないとできない】という決まりがあったようで・・・。
なので、「腫瘍マーカー」やりましたよ
その結果CA125が600という数値を叩き出し、【再検査に行ってください】みたいな・・・。
ちょっと覚えていなくて申し訳ないのですが、説明には「胃がん、大腸がん、子宮がんの恐れ」みたいに、いまいちはっきりしない事が書いてありました。
一体何科にいけばいいんだよ!
と思ったものです。
ですが、やはりここは産婦人科だろう!という事で前回と同じ病院に行きました。
たまたま先生もその時と同じ方でした。
ここからこの先生との長い付き合いが始まります・・・。
腫瘍マーカーの検査結果を持参して診察していただいた結果
ここで初めて「子宮腺筋症」という診断を下されました。
そして、筋腫のほうは14センチまで大きくなっていました。
・・・なんというか、私はこの時に病院を変えたりすればよかったのかもしれません。
手術をするとは思っていなかったのですが、ここの病院は開腹手術しかしていません。
そして妊婦さんには人気がある病院ですが、婦人科で来ている方はあまりみかけません。
こんな事を後から知って、やはり不安になってしまったんですね。
まぁ違う病院には行っていないのであくまでも想像ですけれどもね。
ここで、先生から治療の方針を聞きました。
私の年齢が43歳という事で、閉経まであと7年くらい。
まずは、リュープリン注射で半年間生理をとめて、その後は薬にかえてやってみよう。
との事です。
初めて聞く病名ですし、言われた通りにするしかないのですが・・・。
人によっては更年期障害のような症状が出ること。
それもあまりひどくなれば、薬もあるので後の事は後々考えていこう。
人によっては不正出血がある事も。
薬の値段が高い。
ざっとこんなようなお話と、「腺筋症」の事が書いてある冊子をくれました。
ちなみに「有料」です。
この先生は話しやすくて面白くて良い先生なんですけれども、ちょっとおじいさん先生で、
人の話を聞いてるんだか聞いてないんだか(笑)
調子が悪い時は少しイラっと来ました(笑)
治療を始めたら、「子宮摘出」は免れないと思います。
長々と自分の事ばかり書いてしまいましたが、
私は、この「治療を始めた日」から「手術へのカウントダウン」は始まっていたと考えています。
7年も8年も閉経まで耐えられるものではないですね。あれは・・・。
そう考えたら、もっと早く手術すればよかったとしか言いようがありません。
なぜなら、やはり治療費は高いです。これは切実な問題ですしね。
という訳で、長くなってしまいましたので、また次回にしますね★
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