子宮腺筋症。疑似閉経を喜ぶ私。生理がないってこんなに快適
高額なリュープリン注射でも、生理がないのが快適すぎたおバカな私の話。
さて、さっそくリュープリン注射が始まります。
私の主治医のおじーちゃん先生は
私に確かに言いました。
なるほど、確かに。
この時の私は自分が子宮全摘をするなんて考えてはいませんでした。
そしてこの同じ口で
と言われることになるのですが、それはもう少し後のお話です。
この時の私はおじーちゃん先生の言うとおり「医学の発達」を信じていたのでしょう。
そんな事よりも
こっちのほうが嬉しくて楽しくて・・・。
今思えば、どれだけバカだったのか・・・。
でも、ですね。
例えば、娘家族と一緒にお出かけする予定や、「●日に子供を預かって」と娘に言われた日に
自分が生理予定日だったとします。
その日に生理にならなくても、「予定日」もしくは「予定日近く」の日であれば、すでに腰は痛く胸は張り、おそらく「ロキソニン」を飲んでいるハズなのです。
これはおおかた間違いがなく、楽しいはずの娘、孫とのお出かけを全く楽しめない事もありました。
また、夫婦二人の日曜日は、家にいても退屈なので毎週どこかに出かけていました。
これも、私の生理で台無しになる事も多々ありました。
「生理が停まる」=「いつでも楽しい」
こんな風に思ってしまっても、もうしかたがないですね・・・
と、ちょっと自分をフォローしてみました(-“-)
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はじまった副作用・・・。それでも耐えられた「生理痛よりまし」
無事に生理もとまり、白い服を着ては喜んでいたおバカなわたしですが・・・
確実に「副作用」は出てきます。
まずは、「ホットフラッシュ」
当時、私は仕事をしていて、出勤すると当然デスクのパソコンの電源を入れるのですが・・・。
1分後には顔から滝のような汗が。
時期は秋~冬です。
コピー機の前に立てば、それだけで汗が・・・。
もうお化粧なんて何の意味もなく、ほとんどすっぴんで過ごしていました。
だって仕方がないのです。汗で流れてしまうのですから。
オフィスはあっちもこっちも「暑かった」です。しかも顔だけ!
見かねた社長が私のデスクに小さな扇風機を置いてくれました。
足元は寒いのに顔だけ熱い・・・。
それでも、「生理痛よりはまし」だって汗なんて拭けばいいじゃん!
痛くもかゆくもないわ!
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肩があがらない。これも副作用?
その次の「副作用」は【肩こり】でした。
まずは服が上から脱げない。
これが不便で・・・。
さすがにまいりました。服の脱ぎ着に支障をきたすほどの肩こりって 😯
同僚が、「肩こりに効くアロマオイル」なんかをもってきてくれて、毎日やさしくマッサージしてくれたり、労わってくれたのですが、特に効き目もなく。
申し訳ないので、そのアロマオイル買取りました(-“-)
家で自分でもやってみたりしたのですが、まぁ気休めです。
私は、この【肩こり】を【副作用】と思うことをやめました。
そのほうが気が楽だからです。
いたたたっと言いながら服を脱ぎ、
いたたたっと言いながら服を着る。
それでも、まだ思っていました。
「生理痛よりはまし」
これは本音でした。
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リュープリン注射は6か月
あっという間に半年は過ぎて、冬が終わる頃、リュープリン注射も終わりました。
顔からの汗もなんのその。肩こりだってもう慣れてきた。
この「生理のない日々」を今更手放せないな・・・。
私はそんな風に感じていました。
ただし、毎月毎月の病院代には少し危機感がありました。
あと7年?いや8年?毎月毎月こんなに病院代がかかるのか😢
子供が巣立ったと思ったら、今度は病院代の為に働かなくてはならないのか😢
早く本当に閉経してくれないかな😢
一体これからどうなるんだろう😢
そして、治療はリュープリン注射から飲み薬の【ディナゲスト】にかわったのですが、
この【ディナゲスト】によって、心が折れ、鬱になり、そして決断せざるを得なくなるのです。
今思えば、余計な事をせずに初めからとってしまえばよかった、そうすれば無駄なお金も使わずにすみ、あんなに心を病む必要もなかったのです。
「生理痛よりはまし」なリュープリン注射の時期は終わり、
「生理痛のほうがまだましだった」ディナゲスト治療がはじまりました。
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