多様化するお葬式。一日葬儀について思った事。遠くの親戚より近くの友人。

通夜がない、1日で終わる葬儀とは。

(dronepc55さんによる写真ACからの写真 ) 

最近「1日葬儀30万」という新聞広告をよく見かけるのですが、

この「お通夜なしの葬式」とはどんな感じなのでしょうか?

ここのところお葬式も多様化してきて

■家族だけでする「家族葬」

■なにもしない「直葬・火葬式」

■お坊さんを呼ばない葬儀

など、色々と選べるようになっています。

その中で、私が最近参列してきた「1日葬儀」についてまとめました。

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告別式と全く同じ。

結論から言いますと【1日葬儀】は、これまでの【告別式】とほとんどかわらない、ちゃんとした葬儀でした。

 

葬儀の流れですが、

■本日の葬儀の進行について、司会の方から説明

■司会の方から、故人の紹介

■親族の焼香

■その他の方の焼香

■お棺にお花をみんなで納める。

■喪主の挨拶

といったもので、ふつうの告別式と同じです。

ここからは、斎場によっては違うと思いますが、

私が参列した【1日葬儀】は火葬場だったので、

喪主の挨拶の後は

■火葬の場所まで移動・お焼香(親族以外の方も)

がありました。

 

告別式とちがうところ。

葬儀自体は、通常の通夜・告別式とに分かれている葬儀の

【告別式】となんら変わりがないことがわかりましたが、

決定的に違うところがあります。

 

告別式は基本、親族のみしかおりませんが、一日葬儀の場合は、友人や知人の方もいる、という点です。

基本、お棺にお花を入れたり、フタをしめたりするのは親族ですることですが、

一日葬儀では、親しかった友人なども、最後にお顔を見て、お花を入れることができます。

喪主の挨拶も、親族にむけてだけではなく、友人や知人の方たちの前で行う事になります。

また、前記しましたが、火葬場での葬儀の場合、

親族だけでなく、友人の方たちも、火葬炉の前まで行き、最後に扉がしまる瞬間までを見届けることができます。

 

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まとめと感想。故人はきっと喜ぶ【1日葬儀】

今回の一日葬儀は、私の年の離れたいとこにあたる方の葬儀でしたが、

会った記憶もなく、名前だけは聞いた事がある、という程度の親族。

高齢の母の付き添い、という事情もあって参列したわけです。

正直、こういっては何ですが・・・。

何の思い出も記憶もない方なので、悲しい寂しいという気持ちにはなりません。ごめんなさい。

私だけではなく、参列した親族のほとんどの人が、故人とは何十年も会っていないらしく、なんとも淡々としていました。

しかし、そのいとこの飲み友達だった、という方たちがたくさんお焼香に来てくれて、オイオイと泣いており、つられて私も泣く、という現象がおきてしまいました。

親子ほど年の離れた「飲み友達」さん達が

「死んじゃったのかよぉ」

などと号泣。

お顔をなでて、お花を入れてくれて、故人もさぞ嬉しかったことでしょう。

飲み屋のおかみさんらしき方も(私が勝手にそう思っただけで、違っていたらすみません)ずっと泣いていました。

これが、親族だけの【告別式】だったとしたら、静かにただ淡々と、済んでしまったんだろうな、と考えると、【1日葬儀】は、故人や、親しくしていた友人の方たちにとっては、本当に良い葬儀の形だな、と思いました。

火葬炉の扉がしまる、最後の最後まで、親しい仲間に見送られて、故人も喜んでいるハズです。

遠くの親戚より近くの他人・・・。

そんな言葉を思い出した【1日葬儀】でした。

 

また、親族からしても、2日ある葬儀はやはり大変です。

遠くからくる親族などは、宿をとらなければならないし、負担も大きいですから。

そんな理由で、【1日葬儀】は、余計な部分を省いてはいるけれど、決して手抜きというわけではなく、喪主親族にも故人にも、それから友人仲間などにも、みんなにメリットしかないお葬式の形だと思いました。

以上、一日葬儀の感想でした。

 

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